新幕と焙煎のデイキャンプ10/22@彩湖

今回も飽きずに彩湖です。
ウチからは移動時間が極少なのは大きいです。
特にこれという設備もなく当然素晴らしい景色や自然なんかも無いですが、ただデイキャンプする場所としては文句なく「デイキャンプのために時間をかけて山奥のサイトへ!」とは中々足が向きません。「彩湖で良くね?」となってしまいます。

ところで乗鞍ではバンドック ソロティピー1とペンタシールドで過ごしました。ただ過ごす分には問題なかったもののテントの出入りがイマイチな感じで結局テント内は寝るときと荷物を置いて出し入れするだけのスペースとなって、ほとんどタープ下で過ごす感じでした。
ソロティピー、タープ共に単体であれば設置は超ラクなんですが繋いで云々とやると割と面倒で、テントの活用されなさ具合からすると何だか設置の手間に見合わない感じだなと。

テストした時の風景。連結するとこういう感じ。ポールが斜めってたりテントが雑なのはご愛嬌。
なお雨には無力。タープを前後反対にするとまだいける感じになりそうだけど、それはそれで居室は狭くなるわけで難しい。あとペグダウンもどうしたものか、迷います。

などと言うことで新テントを物色していました。
当初はテンマクのサーカスTC DX、またはサーカスTCコンフォートソロを狙っていましたが焚き火や気候に良いというTCは惹かれるもののデカさと重さ、適切にメンテ・管理をできる自信が無いなということで見送り。TCでなくポリエステルのサーカスSTも考えましたが、お安い旧モデルは在庫切れ、ブラックモデルが出ているものの「それ、夏、死にますよね」っていう。いや、そもそも高さ3m弱のティピーってどう考えてもソロのサイズじゃなくないですか?
そこまで重量キャンプするほど機材を持っていないし必要もあまり感じない現状なのでサイズ的に身に余ることが簡単に予想されました。

今の用途で考えるとコレジャナイということでサーカス系は見送り、貯まり貯まったショップのポイントも使えたのでパーゴワークスのニンジャシェルターをぽちりました。
ドーム型であるニンジャテントが良さげと思いましたが、そちらは在庫なし。パーゴワークスのULなラインナップはとても魅力的なのでいずれニンジャテントも(ry

まあニンジャシェルターが妥協案かというとそうではなく、「意外にでかい居住空間」「パップ風の見た目とアレンジ能力の高さ」「メンテが楽な素材」「ULでコンパクト」「撤収が楽な専用袋」と、お値段以外にはネガな部分が見当たらなかった訳で。いや間違いないでしょこれ。

ソロティピーセットと比べてこのサイズ感。

そんな訳で試し張りと言うことで彩湖でした。

まず一辺2.5mの正方形の四隅にペグダウン。このガイド、改良されて直角が出しやすくなってません?
ポール2本を立ててペグ打ってガイライン繋いで完成。跳ね上げは別途ポールが必要。ニンジャスティックが欲しいけど在庫がないのでペンタシールドの150cmポールを流用。こんくらいまでが適度な長さ?

便利なペグ位置用ガイドもあり、設置は楽ですが最初だけ多少困惑しました。落ち着いて張ればまあ余裕ですね。
フロアレスの幕のみの状態なので別途インナーは買いました。ニンジャネストを考えましたがこれはシェルター内の全面をカバーするタイプ。今のところ外とつながる居住スペースを広くしたかったので、寝るスペースのみ押さえられる社外インナーを選びました。
多分中華ブランドであるOnetigrisというところの何かのテント用インナーです(雑
テンマクの炎幕インナーがニンジャシェルターに使えるということで、炎幕で使ったという評があり大丈夫そうなハーフサイズのインナーを適当にチョイス(雑

サイズ感は「コレを狙ってた!」という感じ。寝るスペースだけは蚊帳で守り、あとは跳ね上げの下も込みで広い居住スペースに。タープいらず?
インナー上部のたるみは気になります。使用に差し支えないけど見た目が…流石に何とかするのは厳しい?

うん…まあ、良いんじゃないすかね。パップの形状にフィットしてるし前室は広くキープできてる感じで狙い通りではあります。
天面のたるみがかなり微妙ですが・・・

実際に建ててみるとニンジャシェルター、幕の高さを変えられる仕組みやスカートの作り、色々な跳ね上げスタイルを試せる構造、想像通りでしたが非常に良いです。
ネガティブな面としては、かなり薄いので耐久性への不安と火の粉に大してかなり弱そうな点くらいでしょうか。

ポールが120cmから140cmまで可変するので140cmに上げると更に広さを感じます。
若干スカートが浮いて向こうが見えます。暑い時は高めにして風を通すようにスカートを開くと具合が良さそう。

実は目論見としては「いずれデカいサーカスに手を出してそれをガチなオートキャンプなどで使うレギュラーに。ニンジャシェルターはあくまで軽量さが欲しい自転車キャンプに」と運用するつもりでした。いずれ、ですけど。しかし何かニンジャシェルターを出してみたらこれ一本でも良いのではと思ってしまいました。
それくらい便利そうです。まあ実際泊りのキャンプしてみないと分かりませんけどね。

ついで、やろうとしていたのが焙煎のお試しです。
当面デイキャンプやら何やらでメインに据えたいテーマはコーヒーと考えていたので、どうせなら豆焼く所からやろうぜと。程々の豆とロースターをポチっていたので試しに100gほど焙煎して見ることにしました。「家でやれば?」という感じですが結構な煙とにおいがでるのとチャフ(煎ると生じるカス)が面倒そうなため、家でやるのはやめました。

生豆。生の豆臭い。そらそうか。上手くやれればコスパ良しのはずです。上手くやれれば、ですが。

黙々とバーナーやら焚き火やらで煎ります。焙煎には浅煎りや深煎りなどタイミングで何やらいろいろあるようで、、、まあ大体で煎ってみました。火加減が難しいのでぶっちゃけ焚き火でやるのは相当慣れてからって感じですね。

バーナー(たまに焚き火)で長く煎るとパチパチ言い出すのでそれが合図。もうしばし続けて深めに煎ります。焚き火だとこの合図であるパチパチが分かりづらくて微妙。

しばらく煎ってここらへんかなというタイミングで引き上げて冷却するとそれっぽくなりました。
とりあえず挽いて飲んでみました。

コーヒーオイルだけは一丁前。味は…

なるほど微妙。感想としては、
「何ていうかこう、、、コーヒーのような何か、そういうアレだ、何か」
と、評しようがない出来になりました。
難しいですね。ていうか「焙煎したてはおいしくないのですぐに飲もうとせず、早くても1日くらいは、できれば2、3日は置こう」っていうのが実体験できました。実際家に持ち帰って夜に飲んだら割とコーヒーしてました。しかし流石に市販の豆とはフレッシュさが段違いですね。
何かうまく出来たら凄い良いかも?もうちょい突き詰めましょう。

なお、お外で焙煎の第一印象は「デイキャンプでやるもんじゃねえな」ということでw
そう、焚き火でやるのは火加減の難易度が高いですし、上手く煎れてもすぐに飲んだら微妙そうですし。いや、上手く煎ったらすぐに飲んでも旨いかもしれん!こちらももうちょい突き詰めましょう。

今回はアストロが完売だったためホムセンの広葉樹の薪。焚き付けがうまくいけば後はバチバチ言わず落ち着いているし長持ちだし、針葉樹より好きかもしれません。
ただ、ホムセンでもお値段的に厳しかったので、薪屋さんに買い付けに行く予定です。このままでは薪代がバカにならんですよ。

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