バイクロア13(ARAKAWA12&チームラリー)参加

秋ヶ瀬公園で行われたバイクロアですが、例年以上に2日間しっかり参加してきました。
初日の日中はエントリーなしでダラダラしてましたが19時~31時(!?)に行う12時間深夜耐久のARAKAWA12に初参加。
そして、翌日は全く寝ないままチームリレーに参加という運び。ARAKAWA12が予定に入るだけで異様に濃度が濃くなりますね。

初日

朝からのチームラリー応援のため9時過ぎに現地着で観戦。
一通り場内をウロウロしてブースでいろいろ飲んで食べて。中々ヤバイ浪費っぷりです。
どうせ夜中一杯走るからと飲食は無制限ですw

夕方のレースを終えた辺りでキャンプサイトにてチームの皆さんと合流してARAKAWA12に備えます。
備えますって言っても特に何するでもなく食べるだけですが。

今回もpepさん
2灯仕様のためビデオとかは無し
ARAKAWA12

夜7時スタートですが、焚き火を始めた6時頃には既に秋ヶ瀬公園は冷え冷え。
予報より一回り寒い体感です。
なおメンツとしては総勢9名。CXガチ勢ほか色々な界隈のトップランナー的な面子、プラス自分(凡人)。
うん、何でここにいるのかしらん。
初日のチームラリーでうまい棒毎周食べながら優勝された方たちとか、何ていうか別世界。

ガチチームとゆるチームに分かれましたがそもそも半数以上がCXのトップカテで走ったりしている剛脚揃いなので如何ともしがたい所ですが、一応ゆるチーム側に。
流れ的には1時間走ったら3時間休んで、の繰り返しで12時間です。
1時間連続で秋ヶ瀬を走るって未知なんですが、「30分だと短いよねー」っていう流れから、心の中では「ああ、ファンクラス30分でも死にそうなんだけどなあー」と思いつつ「やっぱ30分じゃ短いですよねー」というw

結局いろいろ取り決めて4番手出走となったので出番は最後方。うん、3時間いきなり何もない。

レーススタート

そしてレーススタート。ガチチームがホールショットをキメてゆるチームが追従。
あれ?ゆるチーム?え?

ガチチームはメカトラで変速できなくなったまま後続を引きちぎるペース。
その後の交代メンバーもみな、ゆるチームの方も含め緩さのかけらもない空気を出しつつ進みます。

4番手なので10時スタート。ていうか寒い。コート脱ぎたくない。とか何とかいっていたら思ったより早く交代となり準備がめちゃくちゃな状態のままスタート。
心拍計もサイコンも起動しておらず、メットもまともに締めきれず緩めのまま走り出す感じでした。(冬用キャップを被れなかったから普段よりメットが緩くなったっていうね)
途中アワアワ走りながらサイコン諸々は準備しましたが結局メットは調整不足のまま。ダートでメットがブレるのキツすぎすね。

暗いからか寒いからか、または12時間を見越してか意外と抜くことはあっても抜かれずで進みました。
まあ、暗いのは色々事前にやってきたので慣れてましたから。
寒さもスタートで飛ばしてしまえば数分で暖まって気になりませんでした。
ちなみにウェア的には、以下。
インナーはモンベルM.Wジオライン、アウターはステムデザインのウインドブレーク風長そでジャージ
Piの冬向け裏起毛のロングタイツとPiのシューズカバー。
グローブは秋冬用の奴にモンベルのグローブカバー(例のマンボウのライトVerみたいな感じ)

グローブカバーは正直いらなかったですね。途中で剥いでしまいました。

この程度で行けてしまうとか、これまでの冬ライドより圧倒的に寒いハズなのになぜだったのか…
と思いますが、アドレナリンが出るレースペースなのとCXでそこまでスピードが出ない辺りが要因かなと。ロードで40km/hとか出てると風と寒さが段違い、てこと?

まあ、ともかく走ってる間はほぼ寒さは問題になりませんでした。

大体9~10周走れまして、そこからは待機中の寒さとの闘いです。走り終えてから一旦ウェアを脱ぎましたが「これ、このまま放置しても絶対乾かないし、逆に次の出番で汗が冷凍された極寒ウェアをまとって走るとかヤバイぞ」ということでウェアをそのままにクールダウン、焚き火でやや温めてコートで保温が最適解ということになりました。

最適解っていっても12時回ったあたりから焚き火の暖かさすら効かないくらい寒くなって、ぶっちゃけもう汗で濡れたウェアとか全部着替えたかったですけどね。

予定では1時間走行を3回の予定でしたが、遅れて途中合流の方に1時間走ってもらえたため最終走は30分となりました。(ありがたい)

夜明け

6時過ぎからようやく空が白んできて6時半の最終交代時はライトも要らないくらいとなりました。
ああ、ようやくコースが見えるっていう喜びと放射冷却で車体から何から何まで凍っている秋ヶ瀬の恐ろしさへの慄き。

最後は疲れて踏めず、もう走れるだけのペースで走り切りました。最後数秒間に合わず不甲斐ない限りでしたが何とかゆるチームも100周は超えられたのでとりあえずOKでしょうか。
12時間耐久の締め(しかもギリで時間制限によりフィニッシュラインを切れなかったので最初の完走者)をやらせていただきありがとうございました。

なおガチチームは優勝。え、すごい。こわい。

サンセットレースが終わると「普通の人」は帰路につきます
「普通じゃない人」たちによるARAKAWA12スタート
夜明けは氷点下につき全部凍りました
金属系車体みんな凍って同じ色に見えますw
鬼のような極寒の夜が明けると放射冷却によりもう一段冷えますw
二日目

7時に終わってからは適当に休み、そこそこ荷物をまとめて午後イチからのチームラリーに備える段取り&ひたすら飲食タイム。
初日の日中に飲んで食べまくった気がしますが気にしません。
チームラリーまで時間に余裕を持ってアルコールを摂取しないといけないので大忙しです(?)

それにしても食費がヤバくて想像したくないですね…

チームラリー参加

チームラリーは打って変わって1周交代を繰り返すのでボリュームは少なめです。
サーッと走ってちょっと休んで、の繰り返しだったので試しにうまい棒チャレンジしましたが正直ARAKAWA12の疲労が凄いので一回でやめときました。
呼吸キツイ。

疲労はもとよりお尻が凄く痛く、全力走行からは恐ろしいほど落ちたペースでした。全然踏めない。まさか足より先に尻が逝かれるとは思わず…
長時間ライドで見えてきましたがサドルは要検討ですね。まあ、ぐだぐだに走ってしまいましたが和気あいあいな空気で楽しく終了しました。

で、レース後は再び飲食や物欲に戻ってバイクロア的な空気を満喫。オウルクラスをザラっと見て帰ってきました。
身体がもうガッタガタで10kmちょいのルートを1時間くらいかかった気がします。ひどい。

終わってみて

・相変わらず即日バイクロアロスです。
・オウルクラスは相変わらずのおかしさでしたが…10回近く見るともう定番化してしまった感があるというか、当初のインパクトに比べ薄いというか…もう少し何かこう、という感も。
・コースは定番化していますが初期のようなシケインや階段状のフライオーバーのように降りないといけない所はなく無く乗りっぱなしで走れるのはシクロクロス的な観点からはちょっと物足りない?と思ったりしました。12時間走り続けたり色んな人が楽しむことがメインならこれでイイのかなとは思いますし、ちゃんとしたシクロクロスのレースがやりたいなら他所に一杯あるよ、ですね。
・ブースと人の多さ、イベントの多さからして秋ヶ瀬のあの一角で行うの結構キャパオーバー気味のような気がします。マッタリ敷物敷いて観戦するってスペースがだいぶ減ったなと。
これ以上規模が大きくなったらあの敷地でやるのは結構きつそうな気がしました。ただ、規模を拡げたらそれはそれでスタッフやイベントのコントロールが…と難しそうすね。

成長したイベントならではの少し気になる点もありましたが、やはり他にはない相変わらずの楽しさは満喫できたので、このまま来年も秋ヶ瀬のこの場所でいつもの感じのバイクロアをよろしくお願いしますw

以下、Zfとかで撮った写真
朝から激ヘビーな美味いバーガー
どうにもおかしいガチ海外勢
秋な感じ
バイクロアって感じ
シクロクロスって感じ

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