ソロキャンプ&ライド&ハイク@乗鞍 その2
まとまって投稿なのはまとめていたのに面倒であげなかったから。そんなものです。なお画像が斜めっていたりするのはちゃんと修正すべきなのですがそれすら投げやりです。
二日目(ライド&ハイク)
富士ヒルクライムして吉田登山口から富士山山頂を目指す、みたいなのを昔画策したことがありましたが、富士山はそれだけで結構なボリュームなので現実的には厳しいなと思っていましたが、乗鞍で同じことするのは割と行けると知り、これは行ってみようと決めました。
畳平からの登山は高低差400mくらいで3、4時間のボリューム、切り立った崖とか鎖場などもないのでサイクルウェアにスニーカーで登っちゃう人が居るくらいの難易度です。天候と季節は要注意ですが。
しかし何より個人的には登山は初めて。ド素人です。
念のためきっちり装備を整えました。おかげさまでヒルクライムするバイクの重量ではなくなりましたw
本当に今回は初めて尽くしです。自転車だけは勝手知ったるものですが、キャンプも登山も経験値的にはRPGで初めの街の外をうろうろしていた程度です。
まあえらい長いことウロウロしていましたねw
話が逸れました。
朝7時前に起きて急ぎ雑な朝食を作って食べます。6枚切りの厚みでホットサンドは厳しい。
とりあえず車を出して乗鞍高原方面に向かいます。1時間かからず到着。って、バスターミナル近辺の駐車場は満車。そうだった。シルバーウィークだった。
ちょっと離れた駐車場に車を停めてウェアと機材を準備します。
8月末の乗鞍は何度か走りましたが9月下旬は流石に寒いだろ、と冬ウェアも用意していましたが、もう普通に夏過ぎくらいのさわやか&暑さだったので半袖半パンでOKでした。
流石に畳平はヒヤッとしてましたが。
総重量15kgはあるであろう鉄自転車はキツくて前に出た大会時で1時間20分くらいだったと思うのですが、今回はちょうど2時間分くらいかかりました。
もともとバイクパートで足を完全に使い切るわけにはいかないので3倍前後を目安に淡々といきましたが、そうすると逆にヘタに時間が長くなって、それはそれでキツイっていう。
結局、畳平まで着いたら無事足が死亡。軽くガクガクしていましたがサッと着替えて売店でおにぎりを買って登山開始です。そう、出発が遅かったので帰りも遅くなると自転車下山がヤバイと言うことで急ぎ出発しました。
登山パートですが、先の通り山のスペック的には初心者向けのようです。老若男女、ずっと赤ちゃんを抱っこしたお父さんまでいました。
天気以外では高山病に気を付ければ大体OKそうです。
が、こちとら疲れた身、序盤は均された道路で大して坂もないのですが、そこで既にぐったり。途中の小屋からごつごつの岩場を登っていく感じになります。ガレ場というやつですね。生粋の高所恐怖症なのでどうかと思いましたがこれは意外と大丈夫でした。命の危険を感じるような難しいところがなかったからですかね。
それにしても絶景でした。はまりそう。初登山で乗鞍は良かったかもしれません(危険な趣味が増えるという意味では良くないか)。
山頂まで風は穏やかでガスもほぼ無く、暑いくらいで長そでシャツに上着を羽織る程度で十分。登山日和でした。
自転車といい登山といい、あの山のように準備したウェア類は何だったのか・・・
しかし日頃サボりがちだったのと山に慣れてないため、抱えていた左ひざ痛が出て来て帰りはかなりしんどかったです。
初心者あるあるかもしれませんので、次があるとしたらちゃんと下り方を学ばないといかんですね。
無事下山したらその足で自転車にてダウンヒル。路面コンディションが微妙な乗鞍エコーラインで荷物満載でフロントヘビーな自転車のダウンヒルはかなりしんどいですね。
やっぱり下りは嫌いです。
とりあえず最高の好天で無事目的を果たし満足です。
帰りに温泉に寄り道して薄暗くなってからキャンプサイトへ戻り、まずは焚き火セット。明日は焚き火する予定ではないので薪をバンバン燃やします。
調理用というより火を楽しむという感じでバンバン燃やします。
日曜夜というのもあって周囲の利用者は皆帰ってしまい軽い貸し切り状態でした。本当に真っ暗闇です。
受付時に何も言わずにクマ鈴を渡してくれるようなサイトでして、何となくアレなので薪をバンバン燃やします。
乗鞍岳ツキノワグマ事件とか思い出すと普通に怖いって。
雑に生クリームと塩とベーコンがあれば成立するであろうクリームパスタをメインの夕飯。その後はお酒飲んで焚火を眺めながらダラダラして気付いたらかなり夜更かしになったので就寝。楽しい。
そういえば今回はお酒多めにと4合瓶の日本酒とビール500ml、ウイスキーの小ボトルを買ってきましたが、結局ウイスキー半量を残してあとは2日で飲み切るという、普段ならあり得ない酒量でした。それでも気持ち悪くなったりせずおいしくいただけたのはなぜなのか。精神的な物?
三日目(撤収)とまとめ
特にネタも無く、できるだけ帰宅後の負担を減らすためある程度テントやタープは綺麗な状態にして昼過ぎにサイトを後にしました。
途中そばを食ったりゆっくりしつつ帰宅は夜7時。総走行距離は670kmでした。凄く良いキャンプサイトだけにこの遠さが惜しい・・・
しいて言えば虫嫌い的には足がやたら長いクモみたいなザトウムシや小さなハサミムシが大量にいて初めは参りました。が、ザトウムシはともかくハサミムシくらいなら素手でポイっとやる感じになるまで初日で慣れましたw
むしろ撤収日に出てきた蜂やら彩湖の毛虫とかの方が全然ヤバイって感じで、もうザトウムシとか無害な連中はむしろかわいいもんですってくらいに進歩しましたねw
備忘録的に一通りまとめてみましたが、思い返してみるとこういう「何かと心配した割に何事も新鮮で案外行けるなの連続」というやつ、昔バイクで本州西側半周ツーリングしたのを思い出しました。そういえば当時のアレも一応キャンプツーリングでした。今回が初ではなかったですね。一応。
当時のツーリングこそ酷いもんで、着替えとそこそこの工具だけ持って台風の中に友人と岡山に一泊、広島で二泊。あとはソロで帰る予定だったのに変更してキャンプしながら回り道しようと思い立って格安テントをホームセンターで買ってそれを使って四国や西日本を回りました。
広島から出雲大社に寄り高知の海沿いで一泊、愛媛を通って京都の天橋立を観て琵琶湖で一泊、富山の高岡市を散策して岐阜を下って関東方面に向かって帰宅で一週間走行距離3000km。酷いなこれ。
当時は今ほどケータイが便利ではなかったのでツーリングマップルを地域ごとに購入して回ってその場その場でルートを決めたりキャンプサイトを探したり。よっぽどあの時の方が無茶していたので今回なんて余裕で当然だったかもですね。