D850&Lomo Neptune

先日新たなレンズを買いました。ハイスピードなAFとか手ぶれ補正とか最新のレンズコーティングがどうとか、、、そういうのとは真逆のマニュアルレンズです。

元はNikon F3で使える手持ちのレンズがニッコールの50mmとフォクトレンダーの40mmのみというちょっと画角的に寂しい感じだったのでなんか良い単焦点無いかなあと思って色々考えていました。

王道なニッコールが無難としてもオールドで状態の良い玉は高い。真っ当な写真を撮るならデジタルでナイスなのいっぱい持ってるし、F3用としても今ある50mmで良いのでは?ならば、いっそ飛び道具的でどうか?と言うやましい気になったのが運の尽きです。

どうしてこうなった?

lomographyのNeptuneフルセット。カメラについてるデカいのはオプション品で残り3つは標準のセットです。これで広角15mmから35mm、50mm、80mmとツボを押さえた4本で1シリーズになります。ネプチューン=海王星ですが、これらレンズ群はタラッサ、デスピナ、プロテウス、ナイアドと海王星の衛星の名前が付いています。トリトンはいねえのかよ?と突っ込みたくなりますが、こういう青臭いの良いですねw

名前だけでなく見た目も変なんですが、仕様も変です。ボディ側の後玉と前玉が分裂します。ボディ側は付けっぱなしで、前だけ交換すると言う作りです。後玉側が本体なのでこちらがネプチューンなんでしょうね。で、そこにまつわる各レンズが衛星と。知らんけど。

この作りだと絞りとフォーカスリングがボディ側にあるので、交換レンズがかなり小さく済むのが良いです。上のセットでフルサイズな単焦点レンズ4本と考えると相当コンパクトです。ポンコツですけど。

少し触ってすぐ思ったのは「これ…しばらくデジタルで使おう…」ということ。フォーカスリングの効きとか絞りの具合とかに慣れるのに結構苦労するのは請け合いで、「こりゃF3で使ったら歩留まり最悪だろうな」という訳です。

その結果、先ほどの画像の通り画質で言えば未だ最高クラスであろうD850にポンコツレンズという背徳感でゾクゾクしそうな組み合わせになりました。これはこれでしばらく遊べそうです。

とりあえず猫やら近場やら都内徘徊やらの様子です。ええ、やっぱり難しいっすね。動体とか無理。

なお「構図的にトリミングしようよ?」と思う感じや「水平が出ていないのでは?」というのところが多々ありますが、実際フィルムで撮ったらそういう技はできず撮って出しになるのでダメな部分もそのままになりますし…という自戒を込めてみましたw

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