1/22焙煎とTrailpot導入デイキャンプ@彩湖
年末年始から忙しく今年初のデイキャンプとなりました。忙しい間にギア沼からのお誘いで購入したPaago Worksのトレイルポットを投入してみました。
メスティンより短めで幅広な深鍋と溝が入ったフライパンと蓋がセットになったクッカーです。パーゴワークスさん相変わらずこの界隈の住民のツボを付くのがうまい…
形状的には縁の丸い四角形ですが深めの鍋は収納に優れていて、レトルトご飯や袋麺がそのまま入ったりOD缶&バーナーなんかも良い感じに入るなど「考えられた丁度良い」スタッキングができる上に調理もしやすいと、ソロ向けとしては死角が無く「これ以上ないんじゃない」という感じ。
自分的にはデイキャンプするときは何らかの目的を定めて後は適当なので、食事が目的でない場合はお昼はコンビニ総菜とチキンラーメンみたいな感じでかなり雑になります。今回の主目的は焙煎でしたが途中でスーパーに立ち寄って行ったので野菜や鶏肉など普通の食材を調達して、まともな(感じがする)料理ができました。
用意した熱源は焚き火とシングルバーナーでしたが、これ、焚き火の火でも焼き面がフッ素加工されているので雑にやってもこびりつきや焦げもなく良い感じにできますね。取っ手の長さもあるので焚き火の熱もあまり困らず調理でき使い勝手がかなり良いです。
深鍋で汁物や麺類、フライパンでオカズ作りする感じで、2つ熱源(例えばシングルバーナー&アルスト、焚き火&シングルバーナーorアルストみたいな)があるとより捗ります。
荷物増えるじゃねえかって話ですが、そこは工夫次第な収納力。鍋内に色々に入る余裕があるので上手い事やると案外大荷物感が無くなります。
「便利で調理が楽」「スタッキングが優秀」「カッコいい」とか、これに弱点はないんか?みたいな雰囲気ですが、以下、弱点というか気になる点もあると感じた次第です。
・フッ素加工の扱い⇒調理が楽な反面、いつかフッ素加工が剥がれるのは避けられないので、その時どうしよっかな??という長期使用時の信頼性は気になります。この辺スノピのアルミクッカーみたいな「アルミに穴が開くまで使えそう」みたいな安心感はちょっと無いすね。「保管、運搬時にスタッキングするとフライパン内側が擦れてすぐダメになりそう」「鍋内に機材等を入れた時も鍋内側が傷ついてすぐダメになりそう」と言うことで、フッ素加工面が養生できる別の袋を用意して保護するなど工夫する必要があります。あと、金属カトラリーはダメです。今回ステンレス箸しかなかったので鍋ラーメンを食べるにあたって非常に気を使いました。ここら辺、フッ素加工の一般的な扱いでもあり、注意が箱等に書いてありますが長く使うなら欠かさず気を使う必要があります。
・やや重い⇒割とずっしりです。UL層向けではないですね。箱の記載では400gとありますが実測433gでした。「だいぶ違くね?」と言う話がYoutubeにあがってますが、ウェブサイト等での公称重量が430gなので箱の400gという記載がミスってるんでしょうね。あとサイズも大きいという懸念もありましたが、こっちは袋に詰め込む場合に丸形クッカーより収納しやすいと感じたし、中に色々詰め込んで運搬してしまえば案外パッキングを考える上でも邪魔にならないため大きさは気になりませんでした。
トータルで見ると手持ちのクッカーと色々比べてもこれ以上は無いのでは?というレベルの高さなので出来る限り長く使いたいですが、どの程度持つのかなあと言う耐久性だけは気になります。クッカーとしては気楽に買い直しできるお値段でもないですし。
まあ何にせよ便利さとキャンプ飯が向上するであろうメリットは大きいです。特に自分のように素がものぐさなやつにはw
ちなみに今回は焙煎が一応メインでした。忘れてました。
熱源に焚き火は使わずシングルバーナーだけにして1ハゼ目がパチパチ言い切ったあたり、それなりに色が付いた段階で引き上げました。ちょっとマシにできたかも?
前回、焚き火でいぶしたりして2ハゼまでいったのもあってか苦みが強すぎました。酸味のさの字も無くて「これは一応コーヒー?コーヒーなのか?」と首を傾げてしまう出来栄えでしたね…今回はどうなる事か。
ちなみにロースト&冷却で30分くらい延々シャカシャカやります。かなり不審者ですw