Bonzart Ziegelのやっつけレビュー

Papershoot購入時に悩んでいたお相手にBonzart Ziegelとやらがおりました。ボンザート ツイーゲルと読むそう。
その時は強気な値段とPapershootの魅力に負けてスルーしていたのですが、先日何故か大手量販店のオンラインショップで普段は定価売りのはずのコレが3割引きされていました。
唐突で大きな値下げだったので「もしや後継機でも出るのか?」と訝しげに思いましたが、Papershootの扱いにも慣れて来たところだったので「気になっていたこちらはどうかな?」などと謎のテンションで購入してしました。(数日後値段が戻っていました。なんだったのか?)

元々クラウドファンディングによる製品だったみたいで、先行投資された方のブログなどを読むと面白い製品である一方で「ちょっとアレ」という忌憚のない意見が出ていました。
で、買ってみるとなるほど、量産品になった今も何も改善されてねえんだなとw

Ziegelとは瓦という意味とか。確かに瓦っぽいですね。

基本的には取れる絵は面白いしPapershootとはまた違った遊び方ができるイケてるデジタルトイカメラだと思います。色々やべーのも含めてトイカメラという界隈を解ってる筋の人には問題ないと思いますが、その辺りに免疫が無くて一般的なデジカメに慣れている人からしたら「オイオイwww」ってなるかもというところも結構あります。

この手のカメラに対してそこまで経験値のない自分ではありますが、使ってみての感想を。

良かった点

・意外と綺麗に撮れる。500万画素割り切りなInstax mini evoより描写よさげ。
・エフェクト切り替え、パーフォレーションのついたフレームなどを選べて遊べる(ただし最高画素数設定ではフレームは入れらない)
・緩く構えられる(Papershootほどじゃないですけどかなりコンパクトで手軽に持ち運べる)

アレな点

・ハードウェアの出来はかなりアレ1
電池が劇的に出しにくい。
電池取り出し用にリボンがあるものの、3本のうち手前の1本はリボンを引いたところで何も動いてくれないため自力で引き出す必要がありますが、まあ、素手では無理レベルでキツイ。マイナスドライバーでほじり出さないといけないレベル。

なんで、画像みたいに手前の電池を入れる時に薄手のビニールシートをカットしたものを挟み込んでます。

取り出す際はまずこのビニールシートを引っ張れば手前の1本が出せるので後は一応リボンを引いて奥の2本も何とか取り出せます。なお、当然出しにくいということは入れにくい。この電池はプラス側から、こちらの電池はマイナス側から入れる、など電池ボックス内をちゃんと観察して電池は考えて入れよう(え

・ハードウェアの出来はかなりアレ2
ケース外れやすい。
着せ替え方式で前面パネルが取り外せますが、前述の電池と格闘しているときに何度パカパカと外れたことか。なお、製品の付属品に精密ドライバーと小ねじがあるのでそれで電池ボックス側からケースを固定できるので特に着せ替えの興味が無い場合はネジ使用を推奨です。なおクッソ小さいネジかつ電池ボックスの端子部に結構盛大に隙間があるので下手すると本体内にネジが流れ込むリスクなんかもあるので気を付けよう(それなりの工作ができる人向けの難度じゃないかなと思われ…

・ハードウェアの出来はかなりアレ3
すっ飛ぶSDカード。

あのさぁwww

SDカードのスロットって規格で取り出す時にカードが途中で引っ掛かって飛び出さないように作られている必要があったハズなんですが、、、ちゃんとした部品使ってる?

・ソフトウェアの出来はかなりアレ1
微妙なユーザーインターフェース。
Papershootみたいな完全に割り切ったものと違って、ちゃんとした製品みたいなそれっぽいユーザーインターフェースのせいで、表示アイコンの違和感、操作系統の違和感、操作のもっさり感、シャッターを押した後のラグ等々、突っ込みどころ多数という印象になってしまいます。
全体的にもっさりしてるとは言えInstax mini evoを触ると「こっちはちゃんとしてるなー!」と思ってしまいます。流石よくできてます。あれは。こちらはそんな背伸びせず「自分、トイカメラなんで…」という思い切った割り切りが欲しかった(?

・ソフトウェアの出来はかなりアレ2
フリーズします。(ド直球
画像再生中にエフェクト切り替えすると結構な確率でフリーズします。電池を抜いて電源を落とさないと復旧しません。
これクラファンで買われたユーザーレビューで書かれていた問題ですが、いまだ改善してないってことですかね。
通常使用では再生中に操作することがないのでそこまで被害は無いですが品質的に考えると結構…しかしここまで放置されてるとなると改善は期待薄か。

色々文句言いつつ

アレな所を探すとたくさん出てきますが、それでも多分、今後もしばらく遊ぶと思います。
さらっと書き連ねただけですが、実際は良かった点がかなり強いです。
Papershootより撮りやすく、Instax mini evoよりコンパクトで気楽、ということで我が家のポンコツチームの中ではエース級かなと。

ただし、まともなカメラとして欲しいならお薦めしないですw
もうちょっとお金出してコンデジやミラーレスに手を出すか…そもそもですがスマホで良いと思います。
こういうのは「敢えてダメな感じ」とか「味」とか「雰囲気」とか、そういう何か良く分からないけど刺さるような人にお薦めします。

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