さいたまクリテリウムと自転車競技界隈ってどうなのよって話

初回開催時以降、法事や家の行事などが無い限り見に来ているさいたまクリテリウムですが今年も行ってきました。
今回も昨年同様家族とさいたま新都心まで行き、さいたまるしぇで飲み食いしたらそこからお知り合い軍団に合流という流れでした。

見たのはメインレースのみでしたが満足です。
ポガチャル、セップ・クス、サガン、フルーム、カヴェンディッシュなどなど数え切れないほど有名選手が来ていましたが特に鉄人アダムハンセンが前目でしばらく目立ってくれていて楽しかったです。あれは神。

終盤はポガチャル、クス、サガンが先頭にまとまるという、どういう構成?って感じでしたが最後はポガチャルの競り勝ちでした。
ゴール後まで堪能するも表彰式までは観ずに撤収しました。毎度こんな感じすね。また来年が楽しみです。

で、ちょっとめんどくせえ話ですが

今回もレース後にネットを見たら
「ポガチャルってスプリントも行けるんだー!へー!」
ってな感じの投稿とかをいくつか見かけました。
それが「へー!(感嘆)」ではない感じっぽく、ね。この界隈あるあるです。

私は単純に「楽しかった!」で終わる人間なんで、ある意味幸せなんかな等と思いました。

人の考え方はそれぞれです。

「このイベントで消費される色々なリソースがあればもっと業界活性に有効活用できるのに!」とか「ホンモノはこんなんじゃねえ」とか。
こういう界隈の人のさいたまクリテリウムに対する考えも「確かにそうだよなあ」と思います。
でも、多分だけど「さいたまクリテリウム」とそういう考えは根元から既に違ってるんじゃないのかなと。
世間的にはロードレースなんて相当なマイナースポーツ。実際、河川敷でおじいちゃんに「おう、競輪か、兄ちゃんがんばってな」みたいな声をかけられたりすることもあったしw

漫画・アニメ効果などもあってそれなりの知名度は獲得できたとは思いますが、世間的にはまだマイナーかと。
ツールドフランスと聞いても「なんかフランスの自転車レースだっけ。」程度で、まず選手の名前なんかは出てこないかと。
それが国内に至っては、、、うん。

そんな感じの一般の人向けにこうやってでかめの駅周辺全部使ってイベントぶち上げたら「何々?自転車のイベント?何か凄いね」という導入となるだろうし、そこから興味を持たせる可能性が生まれる、かも?っていうのは大いに界隈の振興として効果アリじゃないですかね?

まあ、直で界隈を活性させるためなら「レースの規模を拡げる、レースを増やす」「関連施設を充実させる」「もっとメディアに露出を」とかそういう所に金やら人を使うことは効果がデカいと思います。
しかし、そもそもマイナーなロードレースは土台となる競技人口が残念な状態&アマチュアのメイン層が40~50歳台という現状じゃないですか。先はありますかね。土台部分を構築するため、全くこの界隈をようわからん人たちにも少しでも知ってもらう場としては結構良い機会じゃない?さいたまクリテリウム。

えらそうに言ってみましたが、何より超至近距離で目の前を世界トップのレーサーが集団で走り抜けた時のあの迫力って半端ないわけで、単純な話この競技の格好良さを生で間近に見てもらうだけで「自転車競技って面白いよ」の一端が伝わりそうじゃないですか?
そういうことで今後もガンガンやって良いんじゃないかと思いました。ウチから近いし。

その他

あと今回は(も?)写真撮ってばかりでしたので載せてみます。
Zf楽しいんだけど、サイレントシャッター設定にしていたせいでローリング歪みが出まくって歩留まり最悪でした。いや、ちゃんと取説読めと…
前回のキャンプ時はAF-SのつもりがAF-Cになっていたりなど、残念なポカが多すぎです。機材に一切の文句がなくなったら腕が追いついていないことを痛感させられましたわ。

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