来年に向けてリスタート
2023年後半は長く乗れないし速く走れないし、何より力が出ないという状況で迷走しています。
そんな中、久々の外ライドが乗鞍本番と赤城本番っていう無茶をしましたが、練習も経験も不足したないない尽くしで全然ダメかと思いきや終わってみると意外に普通のタイムが出てしまっていて何だか悔しい気分になりました。
意外な心境変化
もっとやれたんじゃないか?っていうやつです。
乗鞍も赤城も、ゴール後に思ったのは「勿体ない事をした。もっとやれることはあっただろうに」でした。
今年初旬はそれなりでした。FTPは4.5倍超あって過去一高かったと思います。今のFTPは多分4倍あるかどうか位です。
元の水準に戻せる自信は到底ないのですが、それでもやれそうなことをやってないうちに諦めるのはどうかと考えるようになりました。
コロナ禍もあってヒルクライム等のイベントから足が遠いてみると、趣味と興味は一気にキャンプとグラベルなどをまったりという嗜好となり、正直言って「ロードレーサーでカリカリやるのはもうやめて良いんじゃね?」と思うようになっていました。
しかし、今回のイベント参加で改めてロードバイクの集まりに帰ってみると「何だこれ、楽しいじゃん」と…
「何だかわからんようなきついコースを登って最後は全力出しきって。楽しいじゃん」と。
それだけに全力は出したけどそれまでの過程がやり切った感のない内容だったことへの心残りは大きかったです。
もうそういうやる気は失せたと思っていただけに我ながら意外でした。
過去を漁る
とはいえ、まずは半年の体調不良のリカバリーをしてグズグズから脱却しないといけない段階です。
そこで考えたのはピーク時に何をしていたか?です。ピーク時にやってたことをやれば一番手っ取り早く元に戻るのではないかと。安直!
ということで過去を振り返ると昨年中旬や今年のアタマらへんは結構ゴリゴリやってたみたいです。FTPが一番高い時期だったんですが「さてその頃に何をやっていたのか?」と履歴を漁ってみました…
…めっちゃインターバルしてました。
何なら朝晩やってました。
朝ロングインターバル、夜ショートインターバルとかもザラです。
それが数日続いたりしていました。
結果、一週間の積み上げをみると滞在時間の過半数はL5/L6で、残りはL4。それ以下が少々。
毎週のように追い込むHIITばかりのそんな配分なのに週7~10時間で全てローラー台。この人、どこに向かっていたのやら。
多分頭がおかしいです。
当時の体調をあまり覚えてませんが確か「練習を止めたら死ぬ」といった強迫観念でゴリゴリやっていた記憶があります。
オーバートレーニング症候群に行きかけてそう。もしかしたら、それで今ダメなのかもしれないっすね。
見直す
じゃあどーする?と考えましたがやっぱりインターバルをやろうというのが結論ですw
SST辺りはそこまでやらないつもりです。
今更ですが、一時話題をかっさらったポラライズドトレーニングって感じですね。
そもそも過去のトレーニング内容を漁るとゴリゴリやってFTPが高かった頃は確かにインターバルしまくってますが、実は低強度を外ライドで積みたかったものの時間が無かった(またはオーバートレーニング気味で週末死んでいた)というのもありました。
結果L5/L6偏重になっていたっぽいので、もうちょいうまいこと練習できて週末ライドもやれていたら、結果的にポラライズドトレーニングのような配分になっていたんじゃないかと思った訳です。
自分の実績(FTPが高かったころの練習内容)と一般に言われてる良さそうなメソッドが被ってるんなら一度は取り入れてみない手は無いかと…
真偽は知りませんがポラライズドトレーニングは「プロの練習内容を解析したら低強度8対高強度2だった」が出自と聞いたことがあり、それってプロのメニュー的に"偶然"そうなっただけであって意図的にこれをトレースする(LSDかインターバルのみでSSTは禁止って意図的にやる)のは間違いでは?と思ってました。なのでやたら騒いでいた当時はどちらかというと否定的でした。
しかし、後から
「実は低強度側(LSD)ってそもそも考えていたよりキツめでまあまあの強度らしい」
「低強度と高強度の比率(8対2)は滞在時間じゃなくて回数ってことなのかも」といった情報を見かけて、こういうことなら理にかなっていそうと思うようになり、このメソッドって良いんじゃないかなと思うようになりました。
何様だよって感じですねw
という事でしばらくはインターバルメインで、ただしインターバル翌日ポンコツだった時はちゃんと無理せずそこそこ外も走れるような流れでやってみようと思います。なによりインターバル楽しいから良いですよね(?)