AssiomaとPioneer(片側)の比較

極めて個人的にローラー用に使っているPioneer(片側)と比較したく、PioneerはそのままにAssiomaのペダルを付けてデュアルレコードしてみました。
今まで両側計測に依存していたからなのか、どうにも片側計測に不信感が拭えないという、パワメ中毒患者の症状が出ていまして。そこら辺をすっきりさせたいところです。

比較環境

1)Pioneer(L側のみ)⇒CA-600でログ取り⇒Cyclosphereで分析
2)Assioma DUO⇒Edge520でログ取り⇒Garmin connectからFITファイル出力してCyclosphereで取り込んで分析
FITファイルが3秒平均等されていない生データであれば、扱う情報としてはPioneerと大きな差はない(かもしれない)と思い、一旦Cyclosphereでまとめてみました。
意味はないかもしれませんけど。

内容的にはローラーでアップ3分弱⇒20分TT⇒18分ほどインターバル。

結果

グラフ的にはこんな感じ。

データロストが微妙に気になるところ。後は遜色なし?

かなりPioneerは激しくブレていて、Assiomaはそこまでブレていない感じです。
これを…
 Pioneerは細かくデータを拾っていて高精度なため情報量が多いが、Assiomaは割と大雑把
 Pioneerは精度がイマイチでデータが暴れていて、Assiomaは安定している
どちら寄りから見るか?となってしまいますねw

ただ、均すとAssiomaはPioneerより全体的に低く出る傾向が見て取れました。
数値で見るとこんな感じ。

データ丸出しでも、誰も得するもんじゃないから出し放題

全体的にAssiomaの方が低いようです。短時間だと差は顕著で時間が長くなれば差が小さくなり、おおよそ1%~2%のずれに収まります。
前にPowerTapと比較でPioneerはハッピー気味(上振れ気味)と出ていたのを踏まえると、今回、”Assiomaを信用する”ならPioneerが多少上振れ傾向なのは妥当でしょうか。

もう少し様子見したい

どうせ外走り自粛はまだ続きそうなのでもう少しデュアルレコードで様子を見てみたいと思います。
初回なのでまだはっきり言えませんが、とんでもなく値が外れているわけでもないですし「こんなもんすかね」と言うところに収まっています。
Assioma、値段の割に良いじゃないと。
いや、出力のブレ方からすると個人的な基準のPowerTapと近い結果(Pioneer>PowerTap=Assioma)となるので、むしろPioneerより良い感じなんじゃないかと。

Canyonの両側Pioneerとも比較してみたいところですが、そこまで行くといよいよメインパワメに昇格か?というレベルの話になりますが、今はAssiomaは気になる部分があるので、その辺りも含めてもう少し様子見です。

何が気になるかって

シマノSPD-SLからの宗派変更はかなり地味ながら割と大きいことが分かりました。
キャッチ、リリースは慣れで何とかなりそうですが、問題は遊びの部分で、ローラー用のシューズで使っていたシマノの黄色クリートと付属のLook風クリート、共にメーカー的に一番可動幅が大きめのもの。可動幅の違いもありますが、特にシマノは「ヌルッ、グリッ」という動き方だったの比べLookの方は「スカッ、ススッ」とほぼ無抵抗に左右に動く感じで慣れません。かなり左右に振れまくりますし。
これまで以上にちょっとした足首のブレでクランクアームを擦ってしまいます。
あ、ペダリングが下手と言えばそこで話は終了ですが。とりあえず可動域が狭いクリートに換えて様子見します。

あとは、今回の計測で一回だけ5秒ほどパワー値ロストがありました。Pioneerではお目にかからなかった現象なのでこの辺りも少し様子を見たいところ。

これ以外は、最初の印象として概ね悪いところは無いです。
イベントで横倒しに置いたり、万が一の落車や自転車の転倒があった場合の耐久性、実走でのペダル重量増の弊害があるか、等々は検証できないので何とも言えませんが、正直、これでこのお値段、Lookクリートさえ行ければかなり良い選択だと思います。

あと、、、何なの?この異様に無抵抗に回るペダル。Duraより軽く回るんすけど。

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