トイカメラとトイデジ

先日手を出したLomoのカメラ(LC-A&LC-Wide)のフィルムをようやく撮り終えたので、トイラボさんに送って現像&デジタル化してもらいました。
出来は予想通りの散々でした。稀にばっちりピントが合っていますが大体はぼやぼや。

っていうのも、2台ともフォーカスリングなどなく、フォーカスは本当に合っているか不明なレベルで適当に示された距離固定でファインダーもざっくり。
ピントが合った写真を撮りたいとなると慣れや感覚で行くしかないので、まあ大体諦めて撮るカメラです。さらに初現像ですのでそんなもんですかねー。
ピントが良い感じなのは無限遠の写真くらいですw

LC-Wide→LC-A→Lubitel166+のポンコツトリオ。

同社のLubitel166+は(良くも悪くも)そういう次元じゃなかったので、それと比べるとLC-Aは何となくカメラの体をしているからか錯覚してしまいますが、そこは安定のロシアントイカメラ。推して知るべしです。
もっとも、ピントが合っていたとしても最近のデジカメに慣れた目で見るとまあアレです。シャキッと撮れているようなものもいつものノリでみると何かぼやっと。
デジタル化したデータをiMacで大きくして見たりすると特に顕著です。D850やE-M1の感覚で取捨選択したら「全部救えなくね?」と思ってしまいます。

じゃあ、全然ダメやね、となりそうですがここで2L判やiPhoneみたいなので見ると「なんか良いじゃん」と思える写真が増えてきます。
高精細な画面で見るとダメですがある程度圧縮された状態では行けるなと感じます。
そのあと改めて大画面で見ても「まあ、逆にこの粒状感とフワッとした空気感が有りなんじゃね?」という感じに見直せたりします。これがロングセラーなトイカメラのの実力か。ポンコツ恐るべし。

失敗を恐れるな的なLomoのポリシーに従うと要するに何でもアリって雰囲気になる訳でそのノリで行くと実力を発揮するというか失敗も成功みたいな絵が割と出てくるのが強みかなと。失敗は恐れなくても現像代は恐れてしまいますけどねw

この辺りしみじみと見ていてふと思ったのはトイデジタルカメラ(名目上デジタルチェキ)のInstax mini evoに抱いていた疑問。
あれ、500万画素という型落ちiPhoneにも勝てない低解像度です。その代わりトイカメラ的エフェクトが沢山かつ簡単に使えます。
解像度はコスト的に内部チップのスペックが追い付かないから、などの大人の事情によるものだと思いますが、それにしても正直セールスに響くレベルで弱い数字です。
小さいチェキフィルム用かつ、A3などに引き伸ばして使うような用途は端から想定せずSNSで上げる程度という需要を狙ったと言われたら、必要十分と思ってしまいます。(実際そうなのかな?)

陽キャにゃ便利なデジタルチェキ。
陰キャには多機能トイデジ。
ええ、その場でプリントしてシェアする相手なんか居ねえすよ。

で、改めてトイカメラのザックリ感を味わったらInstaxのこの雑な感じって正にトイだなあと。
「画質じゃなくて空気感。雰囲気に全振りしてみました!」と言われたら「なるほど!(安直)」と思ってしまいそうです。
物は考えようですが、新しくなるにつれてひたすら高画素&キレキレに進むデジカメ界隈で真逆に突き進んだフラッグシップモデル(チェキだけど)のInstax mini evo。上手いこと作ってるなーと改めて思いました。

LC-Aでの撮影。割とちゃんとピントが来ていたやつを。
しかし5KのiMacで見ると涙目になります。iPhoneとかそこそこのサイズならなんか雰囲気が出て良い感じ?
低解像度どんとこいなinstax mini evo。色んなエフェクト掛けられちゃうのである意味最強トイデジ。
ザラッとした銀塩の空気みたいのは流石に出ないですけどやっぱり面白いです。

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