ツール・ド・おきなわ2019参加

前回の続きは当日から。結論は先の投稿の通り無事故で足切りも食らわず済みました。完走210名弱のうち110位台中頃ということでした。相変わらず沖縄はレベル高い。これだけガムシャラにやってもやっぱり順位が微妙なのかと。平坦、下りがカスレベルとはいえ本当に厳しいです。

当日

4時過ぎに起きて速攻で朝食。全然お腹空いてないのに。本当に先日は食べ過ぎでした。なのにまた食べる。多分カーボローディング云々じゃなくて完全にここに来て何かが壊れたんだなと気づきましたが食べます。
それより何より、寝起きから両足とも足の付け根あたりが痛い。筋肉か筋がパンパンに張ってる感じ。暴食具合も足の具合も、どう考えてもオーバートレーニングのアレ。移動の30kmでほぐれてくれることを祈るのみ。

ということで、まだ真っ暗なうちに名護のホテルを出発。ほぼ闇の中をスタート地点まで向かいます。気候は良く天候も問題なかったので疲労感は無かったですが、本気で取り組みたいなら自走はナシかな?という気がしました。結局筋の張りもそのまま。「一気に崩れたなー」「練習配分がダメだったんだろうな」と反省会気分で向かいます。

6時台に到着すると、まだ暖かさなど皆無な感じ。いくら沖縄とはいえど、11月。ここまで汗をかいて来たところに防寒装備無しは素で震える感じでした。これは本当に失敗・・・

ついに来た。ちなみに1499までって間違いじゃないですか。1401から先はマスターズです
大体中盤よりやや前くらい。目論見通り、理想の配置。・・・だった。
準備万端と思いきや、まさかあんなことになるなんて

ブルブルと震えながら待っていましたが、太陽が出てくるとポカポカして来ます。さすが沖縄。
というかむしろ暑いレベルになりました。今日はどんなことになるのやら。足つり祭か?恐ろしい。

チャンピオンクラスが遅れているなどの話が飛び交っておりスタートが遅れるかと思いきや、5分ほど巻きになるとか。で、市民210kmが通り過ぎ、とうとうスタートが迫る時間。

待機車両もスタートラインに移動します。で、こんなタイミングで、これ。

「トイレに行きたい。」

事前に何度も行っていたにも関わらず、ココでこれかとw

「今、トイレに行くと最後尾確定」
「でも走っていて耐えきれなくなったらどうする?」

自分との相談の結果、最後尾を選びました。

〜ツール・ド・おきなわ2019 完〜

ここで終わってはいますが、意外にも今年は楽しく走れたので流れをメモ的に残しておきます。

スタートから序盤

予定通り巻き気味にスタート。予定と違って最後尾スタート。
スタートから数kmはトンネル込みの平坦が続きます。先頭の集団にどれだけ付いていけるかな?という気でいましたが、最後方だったのでブレーキの合唱を鑑賞しながら後方から少しずつ上げる感じ。
しかし2つトンネル超えてなお前方集団は先におり、本格的な山岳に入る頃は時遅し。何れにしても山で千切れて終わるので大差ないといえば大差ありませんが。

それより何より体が重い。思い当たる節が色々あってどうにもこうにもならないです。

普久川を通過して海岸を北上、奥に向かいます。疲労的には結構来てるな、もう50kmくらいは行ったかな?と思いたいですが、まだ30kmちょい。予想以上に進んでない!これは精神的に来ます。「なぜこんなことになったのか。あれか!毎日ローラー1時間くらいで止めてるから。それか!」などと自己解決。

そういえば足の付け根の痛みは無くなってました。これは吉報。アドレナリンパワー万歳。

奥から

およそ40kmを経過。ここまでくるとさすがに周囲の140km参加選手の足の揃い始めた感がありました。特に印象的だった1056番、1099番、1108番辺りの方々とはずっと一緒だった気がします。脚質は似てそうだけど勝負になったら敵わないだろうなあと・・・。

奥を通り過ぎると100kmカテゴリーの人たちが大量。今年も100kmスタートに間に合わなかったか・・・。
別カテゴリー後方集団とか、嫌な感じしかしないので慎重にかわして行きます。周りも同じように考えていた模様。「下りまでに全部かわしたいですねー」などと話しながら登ります。
結局バラバラと走る100kmカテゴリーに注意しつつ下りと平坦を過ぎて、2回目の普久川。ここで距離的には半分手前。距離を見ちゃうと正直心が折れそうなのであまり見ないことに。

普久川2回目は1回目の1分落ちくらいでクリア。足は思ったより楽?
タイムは落ちるも1回目より落ち着いて登れたのと、地味に100km集団に巻き込まれてペースダウンしてしまうも140kmの小集団に下る前に追いつけたのでヨシヨシと。こういうシチュエーションになるとやっぱり(自称)クライマーなんだから真剣に登りを練習しないとだめだと実感。復旧したら白石峠通いするか・・・。

中盤~

補給で水ボトルを貰って恒例の海岸沿いから無限地獄かな?という沢山のアップダウンをこなします。

100kmを超えると、しんどいとしか考えられないレベルでしたが、途中の坂のピークで集団を思わず抜け出てしまい、気がつくと一人旅。「どうせ捕まるんだろうし、待つかなー?でも足止めると気持ち的に終わりそう」などと思ったので「行けるとこまで行こう!」と独走にトライ。
途中何個か小集団に追いつきましたが、いずれも集団入ったらいたずらにタイムロスするだけという感じだったのでスルー。

結局、終盤の羽地ダム前に平坦でキャッチされました。独走できたのは18kmくらいでしょうか。早めに抜けて独走勝利とかやり切る人、信じられない。きつすぎて無理です、こんなの。でもちょっと楽しかった。

終盤・コーラ~ゴール

終盤でキャッチされたあたりでほぼ足が動かないような感触。完全に体力的に終わった感じが凄くてなんとか集団にしがみつくのみでした。
が、羽地ダムの急坂にある路面ペイントと沿道の応援に遭遇したら妙にテンションがぶち上がってしまい、全力(と言ってもヘロヘロ)で登ってしまい、更にフラフラに。トンネル手前まで差し掛かったところで「もうダメ、やめよう」と思っていたら、どこかのチームの人が紙コップを差し出して待っているのが見えました。
同じチームメンバーに渡すのだろう?と思いましたが、よく見るとどうやら特に誰に渡すというのではなく待ち構えていることが分かりました。

「なんか知らんがもうカラカラだし、、、もらおう!」と思って何が入っているのか良く分からんまま貰うと、入っていたのはまさかのコーラwしかも新鮮な炭酸全開なやつ。

これはありがたい!なんとか飲みたい!でも炭酸きつくてゲフゲフなって飲めない!という状態で今日一番の減速ポイントとなりましたw
しかし、実際助かったし気持ち的に楽になって面白かったのでよかったですwごちそうさまでした。

羽地のダムの無駄なぶち上げで再度抜け出てしまうも、市街地に入るところで結構大きめの集団に飲まれてそのままゴールに向かう雰囲気になりました。

見ると某有名チームのジャージの人とかもいて、昨年の最後に近い雰囲気になってきました。
違うところといえば今回の集団はなんかピリッとしていること。残り5kmからは全く油断できない感じでした。

昨年は集団そのものが「もういいよ」という雰囲気があって「スプリントして良いの?」みたいな感じでしたが、今回はピリピリ。順位としてはグズグズなのがすでに確定していますが、スプリント前!みたいなロードレースっぽい感じになっていてテンション上がりました。残り1kmからやや牽制気味にペースが下がってきたので昨年と同じノリで500m手前から抜け出しました。
どう考えても仕掛けが速すぎるのですが瞬発力皆無なのでロングスパートで逃げ切る以外手はないと。緩やかに抜け出ますが最大7〜8倍しか出せていなかったようで、結局1056番の方に直前で差されておしまい。
途中途中でもこの方はレベルが違う感じがしていて敵わないだろうと思っていたので、結果に特に悔いはありません。ゴール辺りは昨年より楽しかったです。

その後のまとめ

ゴール後はカレー!・・・が無かったのでロコモコやらサーターアンダギーやらを。

プレーンもおいしい
使用後の図。ボトルは来年に持ち越し?

完走証を貰い、荷物を引き上げて一休憩。100milesでうろうろしていたためZappeiさんにお声がけいただいたり(何気にブログ楽しませてもらってます、その後ご挨拶できず・・・)
サーターアンダギーをお代わりしたり物販などをウロつきつつ、せっかくなので今年はアフターパーティも出ようかなと思ったのですが、、、
いったん撤収のためホテルに戻って自転車を片付けていたら結構時間がかかってしまい結局パーティは今年も不参加。来年あたりは出たいなあ。沖縄に出られたなら。

速攻でシャワーとウェア洗濯ができるとか、快適さがヤバい
片付けが終わったのが17時前。パーティは乗り遅れた。 美ら海まで車で30分。入館受付は17時半まで。つまり・・・

アフターパーティを断念した自分にとって選択肢は一つ。
まさかの2日連続・2回目の美ら海水族館。4時以降はチケットがお安いので迷いはありません。

17時30分最終受付に対して17時27分に美ら海水族館の駐車場に到着という足切り直前でしたが駐車場から猛ダッシュで足切りは免れて無事入館。今日一番のスリリングな瞬間でした。

再びジンベエザメを堪能。どれだけ好きなんだと自分でもアレ。石川と鹿児島にもいるらしいので行ってみたいすね。後アメリカのジョージア州に6匹も同じ水槽で飼ってるとか。やばい。

らふてー
3枚肉とソーキと牛すじが入ったそば。肉率が異常

閉館となった美ら海水族館を出て名護に戻り狙っていた食堂で夕食、と思いましたが日曜定休?だったらしく轟沈。本部の方に戻り、昨年立ち寄った海沿いの店で肉攻め。どれもとろけるような柔らかさとほどよい味付けに満足。

沖縄のオリオンビールにはアサヒのロゴがありません

ホテルに戻って荷造りしながらビール。お土産を買いまくったので荷造りも難儀します。主要な荷物はOS-500に放り込みますw

あまり飲むと終わるので500缶1本のみで就寝。

帰宅日

翌日は特にネタがないのでさらっと。

有給取得で月曜休みにしていましたが昼過ぎの飛行機だったので早めに行動。7時過ぎにはホテルを出てA&Wでハンバーガー。空港店は混むので広々な名護店おすすめ。

今日もいい天気。住みたい。冷静に考えると観光でたまに来るのが幸せだろうとはわかっています
例のハンバーガー屋で朝食なのにがっつりとバーガー。ササっと食べてしまったので画像は無しで代わりにクマ。
しかし起き抜けに余ったパンとか大量に食べたのにおかしいな?
いわゆるドライブイン。面白そうだけど、一人でこれは勇気が・・・
空港にてブルーシールの二色アイス。チョコが味覚を占めてくるので、せっかくのブルーシールの紅芋と緑の何かの味がいまいちわからず。おいしかったけど。
那覇空港4階のおみせで3枚肉のそばとジューシー。ジューシーはさすがに首里そばには敵わないか(自分比)。そばは普通においしかったです。

レンタカーを速攻で返して10時前に空港着。自転車も混まずに預けられたので預けたらかなり暇。
つまり食べておこうという事でアイスを食べて休憩。そして、そば。今年はそば率が高かったですね。

飛行機がやや遅れて結局空港着も遅れ、帰宅は夕方。とにかく荷物を撤収して自転車を組みなおしてツールドおきなわ終了。

参加された皆様お疲れさまでした。

バイクロアが中止になってしまったので、個人的には次の予定がしばらく無いんですが、特にオフという感じには休まずボチボチいきたいと思います。今年頭からの怠惰っぷりから脱却するのは相当苦労したので。・・・むしろ今年は脱却できなかったという疑惑ありますがw

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA