この数年、Apple Watch(Series3)を常用しています。平日も休日も寝るときも欠かさずで、充電で外している間を除いて終日ほとんど装着しています。
しかし、ここ最近、特に平日はそれまで使っていた機械式OMEGAに戻りつつあります。
Apple Watchが不調とか電池が劣化したとか明確なきっかけがあった訳ではありません。
自分、Appleのエコシステムに完全に取り込まれていてスマホはiPhone、デスクトップがiMac、電子書籍や読み物はiPad mini、更にApple WatchでiPhoneと連携して、みたいに模範的リンゴ信者です。
初期iPod、次いで国内取り扱い直後にiPhoneに手を出したのがまずかったです。
完全にiTunesありきのシステムで、親和性を考えるとMacの方が良い、、、などからどんどん囲い込みにハマり今に至っています。
今更Androidにシフトするのは相当パワーがいるだろうなあ・・・

けど、界隈の人じゃないので一生ものレベルです、ハイ
最初のきっかけ
話が逸れて、最近Apple Watch常用から離れている件ですが、一番最初のきっかけは昨年の大雨台風の時のこと。
マンション住まいながら2階なので荒川が決壊した場合に水が来る可能性がある、という事で最悪の想定で避難する準備をしました。
その際、Apple Watchは持ち出し品から外れました。
いや、避難になってしばらく不便な生活になった時、1日2日で電池切れするような腕時計がいるか?と。
貴重な充電用電源はiPhoneなどに回してApple Watchは後回しとなり、まもなくただの時計のカタチをしたリストバンドに成り下がるのは容易に想像できました。結局身の回り品として用意したのは電池要らずの機械式腕時計でした。本当に大事?Apple Watch。
違和感
あらためて何に使ってるかなと振り返ったとき、平日は「寝ているときの安静時心拍の確認」「振動による目覚まし」「家族からのLineや電話通知」程度にしか使われていないなと思い、違和感アリアリになりました。
むしろ仕事などで集中しているときに大した事ない通知が来ると気が散ってイラっとしたりすることも。
何より気になるのは腕時計としてどうなの?という点。
Series5になって常時ディスプレイを表示させる機能が加わったので本来の腕時計のように機能するようになったらしく話は違うかもしれませんが、旧機種については普段画面が真っ暗で腕時計としては余裕で失格のポンコツです。
Series5も結局常時ディスプレイ表示にすると電池消耗がヤバくなるとかいう話なのでそれはそれでウェアラブルガジェットとしていかがなもんかというところですけど。
手放すかというとそこまでじゃない
ここまでこき下ろして、、、完全にApple Watchは要らんということか?というと、そうではありません。
休日や自転車に乗るときは引き続き使いたいと思っています。自転車に乗りながら都度iPhoneをケースから出すのは手間ですし、何より機械式のごつい腕時計してロードバイクは無理です。運動中でも通知を早めに確認できる、最悪単体で電話できる、サイズ感。アクティビティ向けガジェットとしてのメリットは残ります。
ただ、新しいモデルに更新するかというと少なくとも電池の持ちがアレな現状では無しです。せめて余裕で3日くらいは持たせてほしい。
あとオマケで良いのでカメラ機能が欲しいw
まあカメラは余計ですが、少なくとも今の使用状況やお値段を考えると、現行程度のApple Watchのままなら他社製のウェアラブルな奴に乗り換えで良いかもしれませんね。
結論?
「あれば良いけどなくても良い」と。
あれこれ考えるとやっぱりすごく便利ですけど電池で台無しかなと。
むしろ、あくまで腕時計の形と腕時計っぽい機能を持たせている現状のコンセプトを捨てて、腕時計の機能を省いてライフトラッカーをメインのリストバンドみたいな形で作ってくれたら良いのになあ、と思ってます。
…そんなの売れないか。