ツールドフジロック(前半・往路)

フジロックフェスティバルといえば一年の始まりにして終わりと言えるくらい、1998年から2010年までは何度となく参加していたものです。学生~社会人数年は前夜祭込み3日フル参戦、月曜まで休みと言う完全参加していました。
しかし、相方が海外転勤、自分の結婚などを経て御無沙汰に。

今回6年ぶりの参加でした。
そして常々、

「いつか忌野清志郎にあやかって苗場まで自転車で行ってみたい」

と思っていたんですが、レッチリが出るというこのチャンス、しかも最近ちょっと自転車絡みで悶々としていたところがあるということで、レッチリの出る3日目のみ参加、交通手段は自転車、と決定。

ようやく叶えたかった行為の一つを実行に移すに至りました。

で、これまで全く興味の無かったキャンプツーリングに向けてパニアバッグやらキャリアやら装備を整えて2週間。
ただのロングライドならともかく、テント装備、さらに割と過酷な会場ハイキング装備を含める事になり、結果として車体8.2kgに対して荷物量17kg超という無茶な状態に・・・

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前日試走では「25km/h位の巡航なら行ける?しかし坂はどうなのか?取り回しは?」という不安が残る結果。
フラットペダルも考えましたが、よくよく考えて独身時代は200kg以上する1200ccバイクで立ちゴケした事も無かったし、せいぜい25kgの車体が支え切れずに立ちゴケする事はなさそうだということで、走行快適性、これまでの慣れを重視してビンディングのままに。
Stage1:往路

・出発

目的地が新潟・苗場なので、ルートは極めて単純。戸田橋あたりから17号(中山道)に入り北上。
以上。

風は追い風。やや寝坊しつつも朝5時過ぎに出て、早朝なので車も少なく一気に北上です。
埼玉県内17号は信号が多くて嫌になりますが、およそ25~30km/h巡航。

・トラブル発生

一気に群馬辺りまで突入かと思ったものの、30kmを過ぎた鴻巣あたりで後輪がキュルキュル鳴り、車輪が回らなくなり緊急停止。
見てみるとキャリアが荷物の重さに負けて沈み込み、タイヤに接触していました。

一旦キャリアを留めているボルトを緩めて再調整だ、と言うことでボルトを緩め切ったところでふと気が付きました。
「このキャリアのシートポスト寄りの方、ヘキサと袋ナットで共締めされているんだった。スパナもメガネも持ってないわ・・・」
ホームセンターも開いてないので、ヘキサをキャリアのパイプに引っかけてナットの平面に当てがって回らないよう抑える、梃子の原理っぽい感じで何とか人の手よりは強めに共締めにより応急処置。(結果的に帰路までこのままいけました)

・仕切り直しの100km

ひたすら北上。熊谷バーニングの日だなーとか思いながら熊谷を通りすぎ、いつものガトーフェスタハラダの社屋、高崎榛名山への道、前橋市街など、もう見慣れた風景に複雑な感慨にふけりながら進みます。
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この辺りでもう走行ボリューム的には満足な雰囲気ですが、まだ残り70km。
タイムロスをしたせいで、前橋でお昼近くなってしまったので、ここで一旦昼食休憩。

・140kmまではぼんやりと

ここから先は未踏の地・渋川、沼田と進みます。
この辺りは街を外れると山道になり、ゆるくアップダウンしながら田園の平和な風景を横に走ります。
もっとも熊谷付近もたいして田園風景に変わりはありませんけど。

しかし渋川過ぎ辺りから、サドルによりケツが痛い痛い。想定内ですけど痛い。
長年使ってきたこのサドルですが、今更ながらやっぱりコレあってないよなあーとか思ったり。
サドル沼にハマるのは面倒くさそうだとスルーして来ました、やはり一度沼に入るしかないか・・・。

閑話休題。

沼田辺りまで来るといよいよ懐かしの風景、月夜野ICから三国峠に向かう山道手前です。
相変わらず重い車体を引きずるように走ります。
140km走ってこっから2級山岳な峠があると思うとそりゃもう心が折れますわ。
しかし一方で月夜野とか見るともうFRF的にはテンションはマックス。しかし足はすでに死んでいる。
何とも複雑w

・苗場まで

用意していた補給系は食べつくしてしまったので月夜野のコンビニで甘いパンやらゼリーやらでカロリー摂取。
そして登坂開始。
普段ならともかく重装備での登坂は予想以上で、常にインナーロー。
三国峠に入る手前、猿ヶ京温泉辺りでもう帰りたい気分全開でした。

そこからさらに進むと三国峠。ウェブでの情報通り、55のカーブに丁寧に番号を振っていただいています。ウェブで書いてる人によると、このカウントの絶望感で心が折れるとか何とか。
でも「赤城山の68のカーブよりマシじゃね?」と思ったり。
そんな強気も25kgの重量の前に、やっぱり心が折れそうでしたけど。

三国峠突入してちょっとすると、怪しい雲行き⇒霧⇒雨。
重装備&峠&雨というコンボに、おじさんここまで来てアレだけど帰りたくなるレベル。

で、じりじりインナーローで止まりそうになりながら何とか55のカーブをクリア。何だ大した事ねえな(嘘
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そこから狭い長い暗い三国トンネル。トンネル特有の異常な空間にスピード感覚が完全に失われましたが何とかクリア。
トンネルを抜けるとそこは晴れていました。キタコレ!
ここからは下りでゴール苗場までもう少し。クラウチングでフルームごっこ(良い子はまねしてはいけない)したりしながらハイテンションに走行。
良く考えたらこれ登って帰るんだよな・・・と若干嫌な物が脳裏をよぎるが気にしない。

そしていつもの苗場。ようやく到着。この達成感は中々の感動モノ。
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・実はまだ続くStage1(テント設置からアルコール大会)

会場入りして一息ついていたら「かっこいいな。リドレーっすよね!」と急に兄さんに声を掛けられ、しばし談笑。
もし良かったら荷物預かって車に入れときますよ、盗難怖いですしねー、と。
多分純粋な親切心なんだろうけどいきなりそんな提案、逆に怪しいっすよ。

ちょうど駐輪スペースの端が空いていて柵に地球ロックできるスペースがあったので荷物をおろしてワイヤー各種でくくりつけてシート被せて紐でくくりつけて完全防備。逆に目立つか?

さて、問題は6年ぶりのテント設置。斜面せいもあり何故か歪んで仕上がって苦戦するも、とりあえず出来たのでOK。
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ようやくお待ちかねのフェス開始です。
肉、カレー、ビール&ビール。一杯目は不気味なくらいスルスル一気飲みしてしまいました。
土曜のチケットは無いので人が少ないうちにキャンプサイト内の苗場温泉に。
これがばっちり良い温泉で予想外。

水シャワーかぬるくて汚い風呂という悲惨なイメージしか無かったので軽くショックなハイクオリティっぷり。人が少ないタイミングならわざわざ場外の遠い温泉行く必要ないですね。

疲れを癒そうと浸かりまくったらアルコールも相まって派手な湯あたり。
脱衣所の椅子で動けず、このままリタイヤかと思うほど異様な汗が止まらない。
「酒飲んでからの温泉はダメってこういう事かー」
と反省するもしばらく休んだら復活したので、風呂上がりに会場外の出店で追加ビール2杯。
さらにケバブからハニートースト投入。既に酷い暴飲暴食をこなしてテントに戻り明日に備えます。
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既にやり遂げた感が凄い訳ですが・・・

次回はフジロック3日目参戦について!と思ったけど良く考えたら自転車ブログなのでStage2のフジロック参戦内容についてはそこそこにして、Stage3の復路もまとめて、という予定で。

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